鈴木和樹の活動家日誌

生活困窮の問題をなんとかしたい!の気持ちだけで活動を続けて、早8年目。 鈴木和樹の日々感じたことを書いていきます。

タグ:生活困窮者支援

来年度に向けて
富士POPOLOハウスの改修工事がスタートしました。

POPOLOハウスとは、お金も、家も、食べるものもないという方に対して、
キャリアコンサルタントによる就労支援をあわせて行いながら、
住居、食事、衣服の提供を行う施設です。

就労率は50%を超え、
生活に困った方の、生活保護 以外の選択肢の提供を目的としています。


今回の工事は、疊をフローリングに交換し、壁紙をかえ、床の絨毯の張替えです。
2段ベッドの導入も行います。

来年度は、近隣に女性も使える2号館の開設
就労準備ホームの開設も控えているので、
忙しくなりそうです。

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22時ころ、仕事も終わり家に帰ろうとしたら、
携帯に着信が・・・

電話にでてみると、POPOLOで応援している方からの電話。
「体中が痛くて、どうしたらいいかわからない」
とのこと。

精神的な疾患を患っていることもあり、
万が一もあるので、すぐに病院に理事長とともにつきそう。
結果として、緊急性はなく、家でのんびりしていれば問題ないとのこと。
ぼくらも一安心。

過去、ぼくらは、
自殺を止めることができたのに、ぼくらの不勉強さと努力不足もあり、
止めれなかった人がいたこともあったので、
こういったSOSの連絡は何時だろうと対応したいと思っている。

家まで送るまでの間、本人に
「困ってるってぼくにちゃんと伝えてくれたから、うれしかったよ!
今までは、僕らから言ってくれるのを待ってるところがあったからさ!」
とぼくの方から伝えると、

恥ずかしそうに笑っていました。

POPOLOでは、基本的に自分から伝えるってことを
大事にしています。

社会の中で、困ってるって伝えるのってなかなか難しい。
でも、言わないと伝わらないことも多い。

迷惑をかけてしまうかなぁと思ったり。
そもそも騙されすぎて、人を信用してなかったり、
「困ってる」を伝えれない人は、それなりの理由を抱えてる。
でも、きちんと自分の気持ちを話すって生きて行く上で
大事なんだよね。

それを、ゆっくりと困っているって伝えることができるように、
なんでも話してもらえる関係性を、まず作ろうと意識しています。
時間はかかるかもしれないけれど。

さて、明日の朝までに作らなきゃいけない資料を
今からやりましょうか・・・。

藤枝市社会福祉協議会主催
「大人のための福祉講座」の講師を引き受けました
 

社会人対象みたいなんで社会人の方ぜひお越しください
 

2月28日
13:30~15:30
 

場所 静岡産業大学 ウィステリアホール
参加費 無料
申込 電話、郵送で藤枝市社会福祉協議会まで


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