鈴木和樹の活動家日誌

生活困窮の問題をなんとかしたい!の気持ちだけで活動を続けて、早8年目。 鈴木和樹の日々感じたことを書いていきます。

2015年08月


今日は防災備蓄品について書きます。

防災備蓄品の2016年問題ってご存知ですか?

これはぼくが勝手に命名していますが
(こんなこと普通に浮かびそうだから、だれか僕よりも先に言っていると思いますが)、

東日本大震災後に慌てて防災備蓄品を常備した企業が
2016年には取替時期が来ていることから(防災備蓄品は3-5年が保存期間)、
その処分費用もかかるし、入れ替え費用もかかって、
食べられることができる食品が大量に廃棄される可能性が あるって問題です。


これを利用した防災備蓄品入れ替えビジネスを行う会社とか出てきそうですね。
っていうか、もう出てきていると思います。
ぼくが浮かぶようなアイディアなんぞ、日本のどこかで同じように浮かんでるでしょうしね。


フードバンクに関わる人間として、2015年、2016年は

防災備蓄品を

フードバンクに寄贈する仕組みや仕掛けを構築し発信していきたいと思っています。
企業にとっても廃棄コスト削減のメリットもありますしね。


日々の食事に事欠く方が日本にはたくさんいます。
防災備蓄品を食べさせておけばいいわけではありませんが、
その食糧支援で救われる方たちがたくさんいます。


静岡県でも、ライフライン(電気・ガス・水道)が止まっている方が
一定の割合でいます。


全国のフードバンク団体の仲間と手を取り合いながら、
この防災備蓄品の入れ替え問題に取り組んでいきたいと考えています。



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少し前のことですが、8月4日と5日にかけて仙台市にあります、
NPO法人ワンファミリー仙台さんの主催講座に講師として行って来ました!

「自死問題と一時生活支援について」が講演のタイトルでした。

翌日は、ワンファミリー仙台理事長の立岡学さんと、
動画撮影をし、支援の在り方について、
一時生活支援事業について、
ざっくばらんに語ることができました。

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後日この動画は公開したいと思っています。

POPOLOとワンファミリー仙台はとても似ている団体であること、
理念や、アプローチ方法が非常に近いものを感じています。


富士山が近い距離にある富士POPOLOハウスには、
自死を決心したけれども、思いとどまりもう一度やり直したいと言って
訪れる方も少なくありません。


所持品がロープや練炭、包丁という方もいます。


全国で住居を持たない方のための一時生活支援事業が、
生活困窮者自立支援法が施行され全国各地で実施されていますが、
まだまだ実施自治体が少ないこと(全国で901福祉事務所の中で19%程度しか実施していません)


それと、実施しているところでも、ホテルやワンルームの部屋を借りて
そこで一時的に住んでもらい、
相談窓口に必要に応じて相談に行く

という、形が主流になっています。


NPO法人POPOLOが行っているような、
就労支援、就労準備活動、金銭管理支援、キャリアコンサルタントによるカウンセリング
などはセットになっていません。


しかし、コストだけは、POPOLOハウスの1.5倍以上かかる計算になります。


いままで生活に困ると、選択肢がほとんどなかったわけです。

雇用保険、求職者支援制度、生活保護と段階ごとに分けられた制度しかできませんでした。

ぼくたちはファミレスに行けば、ラーメンを食べる人もいるし、ドリアを食べる人もいる。
ハンバーグの人だっているかもしれない。

それと同じで生活保障も、その人の気力や、年齢など状況に応じて、
選べるプログラムがあるべきなのではないかと考えています。

フードバンク、POPOLOハウスはそのための仕掛けです。

僕たちはご飯を食べて、寝て起きてが人生ではないでしょう。
生存しているだけではなく、もっと余暇活動や仕事(給料の有無は問わない)を
中心としたその人の人生にクローズアップした支援が欠かせないと思っています。


だからこそ、
福祉的アプローチと、キャリアコンサルタント的アプローチの両方が必要になってきます。


今後の社会福祉には、社会福祉士のような福祉実践のプロと、
キャリアコンサルタントのような就労支援のプロの両方の能力が必要なのかもしれません。


PS 仙台の牛タンはうまかったです


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昨年放送された、僕の活動を半年ほど追いかけて撮影された
ドキュメンタリーが、中部テレビ大賞のU-30部門で大賞を取ったようです。

中部テレビ大賞 ( リンクをクリックするとサイト内へいきます。 )


U-30って鈴木は30歳超えてるだろ!って突っ込まれそうですが、
ぼくではなく、ディレクターの方が30歳以下だったんですよ。


女性の方だったので、人生で過去に出会ったことがなかった
人たちの人生に触れる機会があり、
彼女なりに、貧困とはなんなんだ、誰もが起こりうることなんじゃないか
と感じてくれたようで、現在もよく生活困窮関係で取材を続けてくれています。


こうやって、様々な方たちと関わることで、
僕たちの活動はよくもわるくもだけれども、広がっていきます。
広がったら広がったで悩むことはあるのだけれども、

それでも!

の気持ちを持って、日々活動を続けています。

静岡県に一時生活支援事業について、
事業提案をしにいく関係で全国の県単位での
一時生活支援事業について調べてみた。

市独自で行っているものは調査対象外とした。



基本的に旅館やアパートを借りる形が多い



自立相談窓口をベースとした一時生活支援と家計相談が
セットとなり、社会福祉士会と県社協が運営している
埼玉県がPOPOLOの形に近い印象。

(あくまでヒアリング&データだけでの感想です)



就労支援、家計相談、一時生活、就労準備の機能を
自主的に持ち、主要スタッフ全員がキャリアコンサルタント
のスキルを身につけ、ジョブカードの発行を行い、



なんでもかんでも就労させるわけではなく、

福祉のアプローチと、キャリアコンサルタントのアプローチを
うまく融合させた形を

静岡県内の一時生活支援事業の基本形とすべく、
提案書を現在作成中。



来年度からは焼津市が加わることが濃厚になりました。
現在の8市連携から9市連携に協定が変わります。



ぼくが住む静岡市の動きも気になるところです。

パルシステム主催の子供の貧困連続講座 第二回に講師として参加します。
もやいの理事長と一緒にしゃべるようです。

どなたでも参加できるようですので、 関東方面の方はぜひ会いに来てください!

日時 9月10日(木)  18:00~20:30 

場所 パルシステム東新宿本部 2階第1会議室    
    東京都新宿区 大久保2-2-6 ラクアス東新宿

講師 大西連理事長 (特定NPO法人もやい理事長)    
    鈴木和樹(静岡NPO 法人POPOLO 事務局長)

詳しいことは下記サイトを参照してください。
http://www.labornetjp.org/EventItem/1438259693182staff01

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