鈴木和樹の活動家日誌

生活困窮の問題をなんとかしたい!の気持ちだけで活動を続けて、早8年目。 鈴木和樹の日々感じたことを書いていきます。

2015年02月



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NPO法人ホームレス支援全国ネットワークが主催する

「伴走型支援士2級講座」を受講してきました。

この講座は生活困窮者支援に関わる法体系から、
支援プランの作成まで、
未経験の方だとちょっと難しい中身ではありますが、
普段から支援活動をしている人であれば、
かなり実務に即した内容の講座です。

 今回は静岡県で実施のため、県内関係者が多いのかなと思っていたのですが、
北は北海道、南は福岡まで多種多様な参加者構成でした。

同じように、生活に困っている人をなんとか応援したい
という気持ちを持つ仲間の方々と知り合う機会にもなり、
非常に意義のある3日間でした。

POPOLOの活動も静岡で活動する団体の代表として話をさせていただく
時間まで与えていただき、県外の方に私たちの活動を伝えることが
できたかなぁと思っています。

 

案外盲点なのですが、市役所の生活保護のページで
困ったときにここに連絡を!
みたいに担当課の番号があるのですけど

電話番号しかないところがまだけっこうあります。
 

ちなみに静岡県内の中核市以上でみてみると
 

掛川市、島田市、藤枝市、焼津市、
富士市、沼津市、富士宮市
 

に関しては問い合わせメールアドレスが記載されてて
携帯電話がなくても、ネットカフェなどから
夜間にでもSOSを行政に対して発信できます。
 

これってけっこう大事なことだと思います。
 

なんでこんなことを書いたかというと、
そのメールがあったから犯罪に走らずに
POPOLOを紹介してもらい、
助かりましたと、今日入所した方がいっていたのです。
ほんと勉強になりました。

これアウトリーチの基本。
 

そして、もっと素晴らしいのはそのメールに
行政がしっかりと無視せず対応したことが
当たり前かもしれないけどほんとによかった。
たらい回しにされかけてた彼が、
もう一度信じてみようというきっかけになったと言ってました。
 

ぼくもこれは気がつかなかった・・・。反省。
ってことで調べてみたのでブログに書いてみました。

県内には政令指定都市が2つあるのに、
メールでのSOSは対応していないようです。 


静岡県内で、生活困窮者自立支援法の公募のお知らせが各自治体のホームページにのっています。

よくある募集の例として

①自立相談支援事業 生活に困っている方の総合相談を行う窓口の運営です

②就労準備支援事業  相談窓口にきた相談者の中で就労に問題があるかたの支援をする事業です。

この①と②に関して、公募を行うというわけです。


この形が非常に県内でも全国でも多いのですが、
なんで、一括で運営させないのかと私は疑問に思っています。


①と②では、たしかに求められるスキルが違うのですが、
別々に公募しないで、コンソーシアムでの提案を条件に
総合的な支援ができるように、両方を受託させたほうが
効率的な支援体制が築けますし、
コンソーシアムでの提案を義務付けることで、
連携はするけど、お金は受託者だけが受け取るというようなことが
なくなるわけです。


困窮者支援の業界は、受託者にお金がいき、
受託しなかったところは、ボランティアでその業務を手伝うかまったく関与しないかの
ゼロサムゲームのような状況が多々起こります。


でも、本質はそこではないでしょう。


どうやって静岡県内にいる生活に困っている方を
県内の支援団体の連携により、総合的にバックアップしていくかでしょう。
行政もその一端を担うし、当然受託者だけではうまくいかない。


ちなみに、三島市さんは、そこらへんを理解されているようで、
よくある質問のところに、適性などもあるので受託者判断で再委託
してもいいですよ。と回答しています。


流動的な判断をされていますので、
どのような団体が受託するのか楽しみです。


私が所属しています。NPO法人POPOLOは全国で唯一の
広域連携による一時生活支援事業の実施を来年度から
行うことが濃厚です。

全国の仲間たちにしっかりと、良い前例となるように支援体制を確立していきたいものです。 

講演依頼をうけました。

静岡県東部地域で障がい者支援を行っている
社会福祉法人共生会さんより依頼いただきました。


生活困窮者自立支援法に触れつつも、
支援の実態をという要請もあり、
現在パワーポイント作成中です。

沼津市にお住まいの方はぜひご参加下さい


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この時期になると、行政の来年度の委託関係の公募が始まる。
 

応募団体の中には、お前らじゃ無理だろ!ってとこもあるけど、
採択に相応しい団体がいくつか応募をしている
 

そこで、思うのは
A社とB社もどっちもいいとこなんだけど、
それぞれ苦手なところと得意なところがあって、
一緒にやれば一番良いのにって思うことがある。
 

いわゆるコンソーシアム(企業連合)の形だ
 

そうすれば、まず、どちらが受託するとかで揉めないし、
良いことやろうとしているのなら、
お互いの良いところをあわせれば事業実施に大きな効果がある
 

でも、なかなかこれが上手くいかない。
 

やっぱりお金が絡むから、どうしても人件費の確保を優先してしまう。

そんでもって、受託が決まった所が、ダメだったところに
受託事業の無償での関わりを要請する
 

これって最初から一緒にやればよくないですかね?

なんて個人的にはおもうわけです。
 

行政の委託や補助金で運営するNPOだと、
委託が終わってしまうと雇い止めをしなくてはいけなくなる。
だからこそ、寄付文化を根付かせたり、
なんらかの収益をあげる必要性があるわけだ。
 

本音をいえば、
NPOが活動していくのに、お手軽な受託事業はほしい。
安定とはいえないけど、人件費が確保できるからね
 

でも、ぼくが事務局長を務めるNPO法人POPOLOでは、
行政の委託や、事業そのものが単独ではなく
広域で事業を連携したほうが、成果があがると判断した場合
積極的に一緒にやりませんか?
と提案させていただいている。

儲けなんぞは後から考える。
まずそれを一緒にやったほうがいいかどうかを考える。
 

その成果がでているのが、フードバンクふじのくに。
 

自分達だけの活動では、大手の企業を動かせなかっただろう。

フードバンクは静岡県にまちがいなく根付かせる必要があると
思っていたので、自分達の収入を得る目的で、
事業を独占するという判断はしてはいけない
といつも感じていた。

そしてその判断は間違っていなかった。
 

とはいえ、フードバンク関係で大きい額の助成金申請ができなくなって
しまうことになるので、結構なデメリットがうちにもある
 

そういうときは、理念を思い出す。
 

従業員も大事だから、そこも考えなくてはいけないけど、
僕らの活動は困っている人をワンストップで応援できる
仕組みをこの静岡県につくること。
 

その結果、お金はないので、
ぼくの給料は同世代より少ないわけだ(笑)
 

近日中にもしかしたら、新しい連携の形を
報告できるかもしれません。

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