この時期になると、行政の来年度の委託関係の公募が始まる。
 

応募団体の中には、お前らじゃ無理だろ!ってとこもあるけど、
採択に相応しい団体がいくつか応募をしている
 

そこで、思うのは
A社とB社もどっちもいいとこなんだけど、
それぞれ苦手なところと得意なところがあって、
一緒にやれば一番良いのにって思うことがある。
 

いわゆるコンソーシアム(企業連合)の形だ
 

そうすれば、まず、どちらが受託するとかで揉めないし、
良いことやろうとしているのなら、
お互いの良いところをあわせれば事業実施に大きな効果がある
 

でも、なかなかこれが上手くいかない。
 

やっぱりお金が絡むから、どうしても人件費の確保を優先してしまう。

そんでもって、受託が決まった所が、ダメだったところに
受託事業の無償での関わりを要請する
 

これって最初から一緒にやればよくないですかね?

なんて個人的にはおもうわけです。
 

行政の委託や補助金で運営するNPOだと、
委託が終わってしまうと雇い止めをしなくてはいけなくなる。
だからこそ、寄付文化を根付かせたり、
なんらかの収益をあげる必要性があるわけだ。
 

本音をいえば、
NPOが活動していくのに、お手軽な受託事業はほしい。
安定とはいえないけど、人件費が確保できるからね
 

でも、ぼくが事務局長を務めるNPO法人POPOLOでは、
行政の委託や、事業そのものが単独ではなく
広域で事業を連携したほうが、成果があがると判断した場合
積極的に一緒にやりませんか?
と提案させていただいている。

儲けなんぞは後から考える。
まずそれを一緒にやったほうがいいかどうかを考える。
 

その成果がでているのが、フードバンクふじのくに。
 

自分達だけの活動では、大手の企業を動かせなかっただろう。

フードバンクは静岡県にまちがいなく根付かせる必要があると
思っていたので、自分達の収入を得る目的で、
事業を独占するという判断はしてはいけない
といつも感じていた。

そしてその判断は間違っていなかった。
 

とはいえ、フードバンク関係で大きい額の助成金申請ができなくなって
しまうことになるので、結構なデメリットがうちにもある
 

そういうときは、理念を思い出す。
 

従業員も大事だから、そこも考えなくてはいけないけど、
僕らの活動は困っている人をワンストップで応援できる
仕組みをこの静岡県につくること。
 

その結果、お金はないので、
ぼくの給料は同世代より少ないわけだ(笑)
 

近日中にもしかしたら、新しい連携の形を
報告できるかもしれません。